【派遣社員の退職手続き】実際にわたしがやったことをまとめたブログ
こんにちは!ぱん子🐼です!
先月職場復帰早々に派遣先を辞めてしまった私ですが、子育てが少々大変な時期でしたので落ち着くまで次の派遣先探しをストップしていました。
一旦直近でお世話になっていた派遣会社との雇用契約を終了し「退職」というかたちをとった訳であります。
これまで派遣社員として派遣先を変わったことは何度かありましたが、雇用契約を終了しないといけないほど期間を空けたことがなかったので、今回派遣社員として初めての退職手続きとなります。
実際にやってみて初めて気づいたことや気を付けたほうがいいことなど、これから同じような経験をする方のお役に立てる情報が書かれていると思いますので是非最後まで見てくださるとうれしいです!
それでは、どうぞ!!
「派遣社員の退職」=「就業先を辞める」ことではない
直接雇用の会社だと「退職」=「勤めている会社を辞める」ですよね??
派遣社員は少し違っていて、厳密にいうと「派遣会社との雇用関係の終了」が退職を意味しています。
どういうことが詳しく教えて~~😢
〇例えば・・・・
2022年9月末でA会社を契約満了に伴い辞める(※辞めるって言ってしまってる(笑))
👇
2022年10月1日からB会社で終了スタート
で、この2社について同じ派遣会社から派遣されている場合は退職にはなりません。
〇一方で・・・
2022年9月末でA会社を契約満了に伴い辞める
👇
家庭の事情などですぐに働けない(1か月以上期間が空く)
この場合は派遣会社との雇用契約を終了するので退職をするということになります。
派遣社員の退職の流れ
次に派遣社員が退職するときの流れについてお話していきます。
※ちなみにわたしは派遣のプロではないので、ひょっとするともっと細かい手続きがあるのかもしれません。その点はご了承ください(-_-;)
今回わたしが経験した退職までの流れはおおまかにまとめると次の3つでした。
①派遣会社の営業担当に辞めることを伝える
ここは直接雇用されている場合と一番違うところですね。
正社員など会社に直接雇用されているときは辞めることは自分で会社に伝えないといけないのですが、派遣社員の場合は営業担当から伝えてくれます。
(むしろ派遣社員が直接派遣先に辞めたいと伝えてはいけない雰囲気です)
ここで1つ大切なことは、契約満了をもって辞める場合や、体調不良などで契約途中で辞める場合もありますが、自分の都合で辞める場合は必ず契約満了日の1か月前までに派遣会社の営業担当に伝えましょう。
次の派遣先が決まっていない状態で辞めることは言いづらいですが、派遣で働く上でのルールです。
間違っても「今週で辞めます」とか「明日から来ません」(あまりないですが・・)
というのは絶対なし✖です!
②次の派遣先を探すか、一旦休むかを派遣会社に伝える
派遣先との契約を終了するときには次の派遣先をすぐに探すのか、一旦休むのかを派遣会社に伝えます。
1か月以内に同じ派遣会社から就業をスタートできれば雇用関係はそのままでもOKですが、一旦休む(1か月以上期間が空く)場合は派遣会社が雇用関係の終了(退職)手続きをとります。
③契約満了日までしっかり働く
これは派遣社員とか正社員関係なく、契約満了日まではしっかり働くことが大切です。
たとえ短期間であっても契約満了日までしっかり働けば次の派遣先も紹介してもらいやすいです。
絶対に無断で辞めることはしてはいけません!ダメ!絶対!!
派遣先での契約が満了した後に行う手続き
契約満了で派遣先での就業が終わったあと、すぐに仕事をしたい場合は派遣会社が仕事を探して、希望に合う職場があれば紹介してくれます。
1か月以内に同じ派遣会社からの紹介で就業スタートすることができれば特に必要な手続きはありません。
ただ色々な事情で「すぐに働けない」と言う場合は社会保険の手続きが必要です。
社会保険の手続きについて
会社勤めしていると毎月給与から天引きされているので意識しづらいですが、健康保険・厚生年金・雇用保険など(他にもありますよ)を総称して社会保険と呼びます。
で、健康保険と厚生年金は会社員が払う社会保険なので会社勤めを辞めた場合はこの2つを切り替えるという手続きが発生します。
健康保険を切り替える
まず健康保険の切り替えです。
わたしの場合健康保険を切り替えるパターンは3つありました。
1 国民健康保険に切り替える
これは住んでいる役所で手続きしてもらえます。
会社(私の場合は派遣会社)から社会保険の資格喪失証明書と言う書類が送られてくるのですが、その証明書を持参すれば手続きができるようです。
だいたい1週間くらいで新しい国民健康保険証を貰えます。
2 夫の扶養に入る
わたしは今回このパターンの手続きをしました。
手続きをする中で分かったことがあります。
それは扶養に入れる条件にある年収130万円についてです。
わたしも勘違いしていたのですが、この年収130万円以下という条件は扶養にはいる前の年収ではなく、扶養に入ったあとの見込み金額なのです。
どういうことかというと、例えば扶養に入る日が10月14日だとすると、10月14日以前の年収が130万円を超えていたとしても、10月14日以降の年収が見込みで130万円以下であれば扶養に入れるのです。
ちなみに、今回わたしはいったん退職して夫の扶養に入ることになったのですが、近いうちに再就職する予定です。
まだどのくらいの給与の会社で働くは何も決まってないですが、おそらく年収130万円は超えることになると思います。
そうすると見込みで130万円を超えてしまうから扶養に入れないと思いますよね?
しかし現時点は無職で、見込みの給与も何も決まってないので、いったん扶養には入り、給与が確定したら扶養をはずれる手続きをすれば良いとのことでした。
3 任意継続の手続きをする
健康保険の任意継続制度というものがあります。
どういう制度かというと、健康保険に連続して2か月以上加入していた人が退職した場合、退職後20日以内に手続きをすれば退職した会社の健康保険に2年間加入できるという制度です。
人によってはメリットもありそうですが、会社員時代に折半だった保険料を全額負担しなければいけないのがネックになったので、この手続きは辞めました(-_-;)
扶養に入る手続きをとるときに気を付けること
扶養の手続きをするときに気を付けることがあります。
それは各種手当、「傷病手当・出産手当金・失業手当・育児休業給付金」は年収130万円に含まれるということです。
これらの手当は非課税なので、「含まれないかな?」と思いきや含まれるので年収の計算をするときは気を付けましょう。
それぞれメリットとデメリットを考えて切り替え手続できるといいですよね!
失業手当の申請について
再就職するときの経済的な支援、失業手当の申請も退職後の手続きの1つです。
雇用保険の加入や、就職するための状況が整っているかどうかなどをハローワークが認定すれば一定金額の手当を貰うことができます。
失業手当を申請するときに気を付けること
失業手当は雇用保険に加入していた期間が長ければ長いほど貰える期間が長くなります。しかし一度手当を受け取ると、期間がリセットされてしまうのです。
例えば前職で10年雇用保険に加入していたとします。
そのあと失業手当を貰い、再就職したけれど再就職先も辞めた場合は前職の雇用保険加入期間の10年はゼロになるので、再就職先での失業手当は少なくなってしまいます。
雇用保険は再就職までの空白期間が1年以内であれば通算できるので、すぐ再就職するか手当を貰うかはしっかり考えたほうがいいですね★★
まとめ
いかがでしたでしょうか?
派遣社員の退職手続きについてまとめてみました。
退職の時だけではなく、手続き関係って面倒くさいですよね😢
しかしその手続きをふむことで生活面での不安材料は確実に少なくすることができると思うので、色々な制度をしっかり把握しておきたいなと思います。
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